ホワイトニング
Produce by Matsumoto Dental Clinic
ホワイトニング薬剤を歯に塗布すると、薬剤の効果で歯の着色物質を分解すると同時に、歯の中の水分も分解されます。歯の表面から水分が失われることで、歯の奥の水分が吸い上げられますので、この時に「刺激」を感じます。しかし、これは一時的なもので次第に収まります。当院では、ホワイトニング薬剤に痛みや沁みを予防する成分を配合するなど、痛みを軽減する対処を行なっておりますので、ご安心ください。
ホワイトニングに使用する医療用薬剤である過酸化水素や過酸化尿素は、15年以上も前からアメリカや日本で使用されており、安全性が確立されています。また、歯を削ったり、傷めることがないので、低侵襲な治療技術と言えます。
ホワイトニングは、歯本来の白さを取り戻す治療法です。したがって、個人差はありますが、1回のオフィスホワイトニングで、シェードガイドと呼ばれる歯のカラーガイドで2から4段階ほど歯が白くなります。ただし、歯の色調が濃い方やグレーがかかった色の方、黄ばみの強い方の場合は、真っ白なシェードにするためには、3~5回程度オフィスホワイトニングを行うことが必要です。
ホワイトニングは、歯の内側の着色物質を分解して漂白する施術です。もともとの歯以上の白さを実感できますが、得られる歯の白さはあくまでその方の歯の色合いが基準になりますので、陶器のような不自然な白さにはなりません。
オフィスホワイトニングの持続期間は、個人差はありますが3〜6ヶ月程度です。オフィスホワイトニングは、即効性が高く、スピーディーに白くなるのですが、ホームホワイトニングに比べると後戻りしやすいと言えます。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせるデュアルホワイトニングなら、スピーディーにより白く、また白さを維持することができます。ホワイトニングを受けられた方には、白く綺麗になった歯を保つためにも定期的なホワイトニング(タッチアップ)を受けることを推奨しています。
ホワイトニングで使用する薬剤の胎児への影響については解明されておらず、影響がある可能性は否定できません。したがって、影響がある可能性がある以上、ホワイトニングの施術は控えていただいております。