ホームホワイトニングは、ご自宅で実施できるホワイトニングです。はじめに歯科医院で歯型を採ってホワイトニング用のマウストレー(マウスピース)を製作します。その後にご自宅でマウストレーにホワイトニング専用の薬剤を注入して、毎日2時間までマウストレーを歯に装着することで歯の色を少しづつ漂白します。ご自宅で自分のリズムでホワイトニングをしたい方におすすめのホワイトニング方法です。
ホームホワイトニングは、ホワイトニング薬剤の過酸化尿素を用います。この薬剤には、即効性はありませんが、歯の内部に徐々に浸透していくことで歯を白くしていきます。オフィスホワイトニングと比較すると、効果が出るまでに時間を要しますが、色素の分解がより細かくなるため、色の後戻りまでの期間が長くなるという利点があります。
ホワイトニングは、使用する薬剤の濃度の違いにより、歯の神経に刺激を与えて、痛みを感じたり沁みたりすることがあります。一般的に、オフィスホワイトニングは濃度の高い薬剤を使用するために、知覚過敏が起こりやすいと言われています。逆に、ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングよりも濃度の低い薬剤を使用するので、知覚過敏は起こりにくいと考えられています。
オフィスホワイトニングは、その名の通り、歯科医院に来院して施術を受ける必要があります。およそ1回あたりの施術は1時間程度です。また、ホワイトニング効果を発揮させる為には施術を複数回行うこともあります。ホームホワイトニングは、歯科医院でマウスピトレーの作成とホワイトニング薬剤の処方を受けた後は、ご自宅で自分のタイミングでホワイトニングを実施できます。そのため仕事などが忙しくて歯科医院に通えないという方に最適です。
ホームホワイトニングは、継続使用することで効果を発揮します。1週間に数回といった使用方法では満足のいく効果を得にくいので、毎日の使用を1週間から2週間継続することがお勧めです。
ホワイトニングの薬剤は、1歯に対して米粒の半分の量が目安です。たくさん使用しても早く白くなるわけではありません。逆に、マウストレーから溢れると、歯肉まで漏れてしみる原因になります。
ホワイトニング後は、歯が脱水状態になり着色物質を吸収しやすくなります。施術後しばらくは、色の濃い飲食物や喫煙を避けて下さい。そうすることで漂白効果が定着しやすくなります。
お口の状態がホワイトニングに適しているかを検査いたします。虫歯や歯周病の症状が見受けられる方、多量の歯石が付着している方等は、虫歯や歯周病等の治療を行ってからでないとホワイトニングができません。
現在の歯の色をチェックします。また、デジタルカメラを用いて、顔貌とお口の写真を撮影します。
歯の表面に多量の歯石やプラーク、ステインがついている方等は、ホワイトニングの前に歯をクリーニングして歯石等を除去することが必要です。
口腔内が清潔な状態になったら、ホームホワイトニング用のマウストレーを作成する為の歯の型どりを実施します。後日、完成したマウストレーを装着してフィットしているかどうかを確認します。その際に、ご自宅で実施するホームホワイトニングの手順について歯科衛生士より説明いたします。
ホームホワイトニングを開始します。ホワイトニング薬剤をマウストレーに注入して装着します。ホワイトニング薬剤の濃度に応じて、1日に1時間30分から2時間以内で装着します。ホームホワイトニングは、1週間に数回といった使用方法では効果が出にくいので、毎日の継続使用がお勧めです。なお、マウストレーは透明な素材なので、装着してもあまり目立ちません。
ホームホワイトニングの開始後、およそ2週間経過した時点で、ご来院いただき漂白効果の確認をして終了となります。ご希望があれば、追加のホワイトニング薬剤を購入していただき、ホワイトニングを継続することも可能です。
スターターセット ※上下マウストレー・ホワイトニング薬剤 | 30,000円 |
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上記の料金は税込表示になります。なお、ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。